ラブもサスペンスもいらない

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札幌ドームで野球観戦

こんにちは、お元気ですか。

この前、野球を見に行ってきました。

以前、夫の仕事が忙しくて土日も働いているときがありました。
そういう日はいつ土日出勤になるのかわからないし、出勤したら何時に帰ってくるかわからないので、とりあえず家で待機しておくのが賢明です。
夫が忙しくて疲れてると、私もなんだか元気がなくて何にもする気が起きないんですよね。

テレビで日ハムの野球中継をなんとなくみてたんですが、ピッチャーが三人で3アウトまで持っていけば嬉しいし、ヒットを打てば嬉しいし、あの選手は毎回打つからいいなとか、あの球よく取れたなとか、結構面白いなぁと思ったんですよ。
札幌ドームで試合やるのも今年が最後だし、新庄監督見れたら見たいし行ってみることにしました。

試合は電車で行くと時間と行動に柔軟性が持てないし、車で行くと別途駐車場代を払わなければいけないし、ここは天気がよさそうだったのでバイクに二人乗りして行くことにしました。

札幌ドームは外から見ると銀色のどでかい宇宙船みたいです。屋根という概念はなさそうな感じ。繭っぽいフォルムです。
駐輪場に着いて屋根のある所に止めようと思ったら、先にバイクを止めた人がいたんですが、バイクの荷物の中から青いドアラの耳のカチューシャを取り出して、さっと頭につけたのが少しシュールでした。

ドームの中に入ったらロッカーに荷物を預け、ペプシを買って開戦まで待機です。
座席はネットで予約したときはお隣さんがいると思ったんですが、一個飛ばしでお隣さんがいて、周りを見てもそういう感じになっていたのでコロナに気を使ってるんだなぁと思いました。

試合が始まる前にファンの人が野球場のフィールドに降り立っています。
事前に申し込みすると(?)、そういったファンサービスを受けることができるらしく、ホームから1塁2塁…と走ることができるみたいです。
ファンの人を見てると思ったより遅いなぁといった印象。野球選手ってめっちゃ足早いんやな。

そして始球式。この時は元スポーツ選手の方がやっていました。
夫の「こういう始球式で石原さとみとか出てくるんよな」の一言で、始球式って有名人チャンスか!!すげぇ!!とバカ丸出しに考えておりました。
その次はファンの少年が現れて声高らかに「プレイボール」
そこもファンにやらせてくれるのええな。

新庄監督と相手チームの監督が出てきて握手します。(このタイミングは前後するかもしれません)
サングラス掛けた新庄監督。めっちゃ足長い!!スタイル良い!!オーラを感じる!!
一瞬だし小さいですが新庄監督を生で見ました!!素直に嬉しい!

さて野球が始まりましたが、外野を守る人が3人しかいない、ってかフィールドに全然人がいないのに驚きました。
「コロナだからとかじゃなくて、いつもこんなに少ないの?」とまたしてもバカ丸出しですが、夫は「そうなんよ。守備範囲えげつないよね。」と素直に同調してくれました。
そして、ピッチャーの球めっちゃ早い。
145km/hとか結構な頻度で出てますけど今はこれが普通なんでしょうか…?
しかし早いのを連続して投げて、ふいに102km/hのボールを投げてバッターのタイミングをずらすっていう頭脳プレーもいいものですね。
夫曰く「ピッチャーの技術は昔に比べて格段に上がっているんだけど、バッターの技術はそんなに進んでないから、ピッチャーとバッターの技術量にギャップが生まれてるらしい」とのことです。

表と裏の転換の時、マスコットガールの人たちが出てきて観客に向けてパフォーマンスをしてくれます。
私たちが見に行った試合では北海道のサッカーとバスケのチームそれぞれのマスコットガールの人も加わって華やかなパフォーマンスでした。
バスケのチームのマスコットガールの一人がとても踊りがキレキレで目を引きました。毎回出てくるたびにあの人はどこにいるのか探しちゃいます。前半はこっちに来てくれたけど、後半はこっちに来てくれない。サミシイ。

夫が急に「キツネダンスいつやるんだろう」とか言っているので何のことかと聞いたら「最近めっちゃ流行ってるダンスらしい。YouTubeの再生回数は200万回だって。」と言っていたので、どこで仕入れたのその話。ワタシハ ゼンゼン シラナカッタヨ。

試合が進んでいくとキツネダンスの時間がやってきました。
マスコットガールの人がキツネダンスをしています。確かに人気でそう。かわいい。
スクリーンに観客が映るとミンナヤッテルー。
真似しやすいし、短いフレーズが繰り返される感じで私も見よう見まねでやって楽しみます。バカ丸出しでもいいことあるぞ☆

転換の時、マスコットガールのパフォーマンスだけじゃなくて、観客を映して恐竜の顔にしたり、映した観客の人とジャンケン大会したり、ファン交流が盛んで飽きさせない工夫を結構感じました。

さて、転換が終わって攻撃です。
ネットでチケットを買うときに見たサイトで、「まぁどこにいても遠いです。テレビの画面越しが一番近いです。」って書いてあったんですけど、3塁側の真ん中くらいの席でも全然みえますね。
選手の体つきとか雰囲気はやはりそれぞれ違いますし、目の前にいるっていうだけでテレビの前と感じ方が全然違う気がしました。
観客席とテレビの前の一番の違いは、打った打球の打った瞬間から落ちるところまでが一続きにみれることだと思いました。
打った時の嬉しさと、どこまで行くんだ!というワクワク感。これがよかったですね。4番バッターは聞いたことあったんですが、夫から「3番も5番も結構打つ人が採用されている」と聞いて応援に熱が入ります。おまいら頼んだぞ!!
テレビで見て気になっていた選手が出てきて活躍すると嬉しいし、実際の試合で堅実なピッチングをする投手に素敵!と言いたくなるし、さっきヒット打ってれば期待が高まります。
観に行く前は「ファールボールがきたら欲しいね」とか言ってたんですが、鋭い打球がたびたび観客席に打ち込まれるのをみて「あれ取ったら手の骨折れるわ、避けるのが賢明」と腰の引けた心構えになっていました。結局ボールはこっちに来なかったけどねー

攻撃の応援の時スピーカーから別室で試合を見ているであろう応援隊の方の応援ソング(ラッパ)が流れてきて、私たちは周りに合わせて手拍子をしてたんですが難しい。
音楽的な手拍子じゃなくて、応援特有の手拍子で、軽音楽部出身の私たちは曲の構成と独特な手拍子になかなか苦戦しておりました。でも楽しむことを第一にしておりました。そこが大事。
太鼓の音が大音量で聞こえてくるのでどこで何人でやってるんだろうと探したら、2塁と3塁の間の一番奥の通路に一人けたたましく太鼓を鳴らしている人を見つけて笑ってしまいました。しかも片手です。多分疲れるからでしょうけど、けたたましさがすごいです。

そんなこんなで試合を楽しみ、試合は勝利に終わりました。
試合時間は約3時間で時間だけ見ると長いですけど、体感としてはあっという間でした。
今はコロナでおとなしいけど、掛け声とか気兼ねなくできたらもっと盛り上がって楽しいんだろうなぁと思うと、コロナが明けてもまた来たいなと思いました。

たお