ラブもサスペンスもいらない

もっとおふざけしていよう

美味しい贈り物

こんにちは、お元気ですか。

お中元とかの文化は流れてないんですけど、美味しいものを食べるとあの子に食べて欲しいなと顔が浮かんで、贈り物をすることがよくあります。

この前、お菓子の詰め合わせを送ったのは小学校の同級生。
マルチーズ好きの子なのでマルコと呼ぶことにします。
ここ10年くらいは心の友と言った感じで、文通をする相手でもあります。

マルコは最近結婚して幸せいっぱいになったと思っていましたが、ウェディングフォトを撮るときにものすごい頑張ってダイエットをしたにもかかわらず、自堕落な性格からリバウンドを危惧されてしまい、夫に「お腹すいたー」と言うとグリーンスムージーが出てくるというモデルみたいな生活をしておりました。
手紙を読んだ後、マルコらしいエピソードで爆笑してしまったのですが、おススメのお菓子が「隠れて食べるグミ」というしたたかすぎるエピソードをみて「これは送ってあげるくらいのことをしないとお菓子一生食べられなさそうやな」と思いお菓子の詰め合わせを送ることにしました。
最近ハマっているお菓子屋さんがオンラインショップをしていたのでお気に入りを5種類×2個ずつ、有名なやつも入れつつテイストを変えて、毎日食べても飽きないように選びました。

無事マルコの家に届き、お礼の手紙が爆速で届きました。
熱のある手紙ってすごい面白い。
マルコは絵を描くのが上手で、イラストが感情を存分に表現しております。
送ったお菓子たちは毎日一個ずつ、しっかりマルコの口に入ったようで、それぞれのお菓子について詳細なレビューも届きました。送った甲斐があったなぁ

そんな彼女からお礼の品を送ったよと連絡が来ました。
なかなか手に入らなくて、やっと買えたとのこと。
梱包の箱が呪いの箱みたいになっちゃったけど気にしないでとのこと。
呪いの箱…?

インターホンが鳴り、マルコからのお返しが届きました。
まぁまぁ重い、でもそんなに大きくない段ボールがチルドで届きました。
しかし何より目を引くのは、段ボールの上面がガムテープでいっぱい。
なにこれどうやって開けんの?と戸惑いつつ、普通この辺に蓋があるよなと思いながらカッターで切れ込みを入れます。
しかし、思ってた蓋の形状と違います。仕方がないので端っこからガムテープはがしていきます。
ガムテープを剥がすと蓋が差し込み式という謎設計。どうやって蓋閉めたの?
無理やりふたを開けると保冷剤が三つほどと保冷バックが入っていました。
保冷バックのなかにも保冷剤が大量に入っていてチルドに対しての信頼のなさに笑ってしまいます。
保冷バックのを開けてみると餃子の袋が3袋入っていました。
一袋20個くらいあるので計60個。

私たち夫婦二人しかおりませんが、60個きました!

60個!!!

そして保冷バックの外側に500gくらいのしらすの釜揚げ。

添えられた手紙にはマルコ夫婦が今一番美味しいと思うものを送りますと書いてありました。
餃子は諸事情により10日くらいで食べて欲しいけど、食べる時間ある!?ごめん、次は予定ちゃんと聞くねとのこと。不器用すぎるやろ(笑)

不思議な段ボールを解体してみると、二つの段ボールが上下逆にしてがっちゃんこしてあって、片方の段ボールに「梱包がキモくてごめんね」と書いてありました。お腹痛い(笑)

たくさん届いたので、餃子パーティしないといけないですね。
たまたま毎週のように餃子を作って特訓しておいてよかったです。
しらすもね、自然解凍させてご飯にかけてね。

送るのも楽しいけど、送ってもらって新しい出会いが生まれるのも嬉しいですね。

たお