こんにちは、お元気ですか。
先日のmajikoさんのライブがとっても良かったので最新アルバムの良いところを全部言っていこうと思います。
majikoさんの歌声はハイトーンボイスが特徴で、怒りをすごく感じる歌声だなと思います。
しかし、怒りの端々を見ていくと恋心の嫉妬や執着心、理想と現実のギャップからくる苛立ち。逆に、もっとやれるだろうとそんなんに負けんなよという鼓舞、届かないかもしれないけど伝えたい強い思い、愛の強さ故の優しさなどが含まれている感じがして、すごく多彩なアーティストだなと思います。
それでは、アルバムのいいところ始まりますー！
1曲目「Princess」
アルバム一曲目にしては内容が狂気的。
サビの出だしの「愛は無限”大”」の3拍子がとても好き。
昔、ゆずと亀田誠治の対談で「青春は3拍子なんだ」と言っていたのを思い出す。
若くて青くて危うい心情が現れていてこの曲のサビはとてもよい。
曲の出だしの優しい感じとサビの激しさの対比がとてもよい。
2曲目「TENGIC」
全体を通して歌詞とメロディーの一体感がとてもよい。
Bメロの「えっさらおっさら」とか「えへらえへら」とかどこで聞くんだろうそんな言葉と思うけど、でもその言葉が一番合ってるよねとなる。
サビの所々にある「ってさ」のいい捨て感が良い
でも最後の「待ちくたびれたんだよってさ」は絶叫。とてもよい。
３曲目「ジャンプ」
Bメロ後半のうっせー奴らなんてほっといて、行くぞ！！みたいな感じがよい。
応援ソングみたいなのを聞いていると、歌詞を書くときって1mmでもそういう気持ちがないと書けないよなと思う。
「でも、大丈夫、なんとなく思うの」言葉はなんとなくても、気持ちは絶対にそう思ってるんだなって、絶対そうだからって背中押してくれてるんだなって思う。
「～じゃないか」とか、強い希望の方から呼びかけてきてくれているような感じがする。
4曲目「時空小箱」
「遠くて遠くて」のメロディーが本当に遠くに思いを馳せているような感じがする。
晴れた空の下で歌っている感じがするし歌声は温かいけど、少し不安混じりな心情が現れていて、その不安を乗り越えたいなって、聴いている自分もそういう気持ちになる。
5曲目「交差点」
「杓子定規を重んじる」聞いたことない言葉だけど言ってみたい。
「花撒いて歩いちゃうくらいの謎めいたことがしたい」わかるわかる。そしてメロディーととても合っていて良い。
サビの「誰でもいいから抱きしめて欲しくってたまんなかった」誰に宛てるでもないけど、誰かに安心させてほしい切実な気持ちみたいなのを感じでよい
6曲目「いろはにほへと」
日本の昔からの音楽を感じさせる曲でありますが、藤井風の「まつり」や椎名林檎の「いろはにほへと」でも思いましたが、日本的音楽をあえて作ることは想像以上にそれぞれの人の特色が露呈するなと思います。
Bメロの「好きな人ができました～」の歌詞は女の人の残酷な心情の変化も感じつつ、あなたに対しての言葉の重ね方を見るとあなたに対しての思いの強さも感じる内容でとてもよい。
7曲目「UP-DOWN」
出だしから強く鋭くてとてもよい。
「この涙の意味さえないや」の吐き捨てからのサビの繋がりがとてもよい。
「いつものように 部屋の明かり付けてよ」のすがるような感じとてもよい。
8曲目「ラブソング」
サビの切実さとてもよい。
サビ前の諦めたような静けさとてもよい。
「幸せなことなんて悲しみの前菜」そう言い切ってしまう彼女は君に救われるんだろうか、結局悲しみの前菜がまた出されてしまうんだろうか、余韻が残ります。
9曲目「FANTASY」
途切れ途切れのメロディー心地よい。
サビの「どうってことないからもう どこへでもいい、ホラいっちゃえよ」が小気味良い跳ね具合。
電子的すぎないポクポクした静かな曲でよい。
10曲目「劫火のエトワール」
エトワールがなんなのかわからないけどエトワールというフレーズが印象的。そういう知らないカタカナが印象的に使われている曲が私は結構好き。
「この翼は～」のところが絶対主役感があってよい。
11曲目「白い蝉」
Bメロの「ギンギラギンギンにカンカン照り～」は言葉遊び感があってとてもよい。
12曲目「No More Robot」
出だしの「あーもー嫌嫌」が不潔な下心みたいなのを全力拒否している感じが良い
サビの「何かないのもっと震えるような 真ん中があったかくなってくような」は私も本当にそれを思う。
13曲目「アイアム」
サビの「始まりの合図 聞こえているだろう～」祈りのような歌詞とメロディがとてもよい。
しっとりした曲だけど最後のサビにかけての自分はこう変わりたいんだという優しい強さへの気持ちが感じられてよい。
全曲とてもよい。
発表されてから毎日1回アルバムを1巡する生活を一か月くらいしてました。
一番好きな曲なんて決めれないよぉおおおお
たお
