ラブもサスペンスもいらない

もっとおふざけしていよう

行ってきましたLUNA SEAのライブ「LUNA SEA DUAL ARENA TOUR 2023-MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE-」

こんにちは、お元気ですか。

年始の記事でも少し触れましたが、先月LUNA SEAのライブに行ってきました。
(触れたと言っても、ベテランのライブを見に行ったというくらいですが)

SUGIZOが腰の骨を骨折した記事の中で、今ライブ中との情報を得まして、ライブ情報を見てみると私の住んでいる地域のライブがこれからということでした。しかも、チケットまだ売っています。
なんとなく前からLUNA SEAのライブは一回見てみたいという気持ちがありましたが、若干のミーハー心で行っていいのかというのと、お高めのチケット代×2ですのでどうしようかと”夫は”悩んだそうですが、いつ解散するかわからない、いつ死ぬかわからない(私たちも彼らも)のだから、行こうぜと。もし微妙だったら勉強代だったと思えばいいじゃない。行きたい気持ちがあるなら良くべきさ。と声をかけてチケットを購入しました。

LUNA SEAは去年セルフカバーアルバムを出していて、「きっと演奏するならこのアルバムの中の曲だろう」と思い、予習しておりました。
河村隆一のボーカルが特徴的なバンドだと思っていて、ROSIERなどの有名な曲が聴ければいいななんて思っていましたが、どっちかと言うと私たちが生まれる前から活動している彼らが現実に現れることの方が不思議な気持ちでした。

さて当日。浮足立った私たち。夫は座席のあるライブ会場にいくのはほぼ無いらしく、それだけでソワソワしておりました。
会場に着くと、ファンの皆さんを目の当たりにすることになりますが、みんな黒い。
でもBABYMETALの時と違うのは、バンドメンバーに影響を受けているであろうビジュアルに気を遣った感じ。特に髪型なんかがホストっぽい。
そして、青春をLUNA SEAと共に送ったであろう(おそらく)50代付近の割合の多さ。
ファンの皆さんからもLUNA SEAの気風を感じつつ会場入り。
私たちはほぼ当日券のチケットを購入していて、席は2階の4列目あたり。ステージからは離れている方でしたけど、ちゃんと目視でメンバーを確認できそうなくらいの距離感でした。

入場するときに配布されていたパンフレットを眺めていると、夫がLUNA SEAのマメ情報を入れてきます。
みんなソロ活動をしていて、それぞれファンクラブがあるんだとか、ベースのJはシグネチャーモデルがあるとか、INORANは寡黙なイケメンだとか、SUGIZOはアパレルもやってるんだとか。。。。思ったよりファンなんですね!!!!!!

さて、ライブが始まりまして、
最初の曲のギターのイントロが演奏され「ヤバい、始まる。」
ドラムが入ってきて「ヤバい、いる。」
そして、河村隆一が歌い始める。

本物だあーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

全体的な本物サウンドがものすごい。
本物過ぎて夫と二人でなぜか笑いが止まりませんでした。

2曲目は全然知らない曲だけど、私の斜め前の人がすごい頭を振っている。
初めて見た。バンギャのヘドバン。

ライブ中、演者の上にモニターがありますけど、
画面が5つに分かれて、5人の姿が映し出されている!!
一人一台の!!
デカいカメラ!!!!
この為だったか!!
5台のカメラ!!!

そして目を引かれるINORANのイケメンさ。
hydeを初めてテレビで見た時と同じ衝撃。
とってもロングヘアの、もみあげを遊ばせている彼は、常に風を下から浴びていました。

そして昨年私たちの心をつかんで離さなかったSUGIZO
SUGIZOは今まで見た人の中で一番丁寧に演奏しておりました。
一振り一振りごとに心込めて弾いているのがすごく伝わってくる。
夫が言っていたように空間系の音作りがとてもよい。
しかし普通に立って演奏している。
腰の骨折ってるんだよね?
普通に歩いているけれども?
そして彼はINORANに負けじとCO2を下から浴びていました。

私は真矢のこと、その見た目からパワープレイ系のドラマーだと思っていたんですが、
彼、私が見てきた中で一番脱力して叩いていました。
そして、最も技術力が高く、音粒のそろったとんでもない人でした。

ライブの途中でまさかの休憩時間が20分設けられて、トイレに行きつつ、夫と「ミドルテンポの曲の安定感とクオリティがピカイチ過ぎる」などと話しておりました。
私たちは一人一つずつ双眼鏡をもっていっていたので、見たい人を見たい時にみれてかなり良かったです。

たまにモニターを見てみると、もうすでに編集されているんじゃないかと思う様なライブ映像が流れています。
SUGIZOがステージから少し離れたワウを踏みに行くときも、その背後には演者が見えやすいように映像が映されていましたし、どこまでも考えつくされているなと思いました。

休憩が明けた時、真矢のドラムソロパートが始まりましたけど、なんだかものすごく普通の人でした。
「おまえら!本当に!かっこいいぜーーーーーー!(ドカドカドカ」
すごくビジュアル系っぽくない。
すごくいい人そう。でも、ビジュアル系のドラムなんだよね。
憎めない。むしろ好感度。すごくドラム上手いし。

ライブ終盤、ついに「ROSIER」が演奏されましたが、特にAメロを聴いているとボーカルとベースが肝になっていることに気づきました。
夫によると、Jはパンク系のベーシストらしく、音作りはゴリゴリで16ビートを刻む感じ。
というかですよ、聴いているとどの曲もベースが肝なんじゃないかと思って。LUNA SEAの肝はベースなのか???Jめっちゃすごくない??と思ったんですけど、真矢の安定感、SUGIZOの世界観、全体をまとめるINORAN
河村隆一はその歌声を聞いただけでプロ意識と言うか、完璧主義と言うか、ストイックさをめちゃくちゃ感じまして、あれ?LUNA SEAって全員すごくない???
この年でこの気持ち持ち続けられるのめっちゃすごくない??

MCで河村隆一が「聞いた話って嫌だよね。「LUNA SEAってかっこいいらしいよ」ってちょっとやだよね。「LUNA SEAかっこよかったよ」って言ってもらえた方がいいよね。だから、かっこいいって言われるように頑張ってライブやります。」的なことを言っていて、心構えが!!ライブへの心の込め方が!!!
そのMCの続きで、「今日初めてライブ来た人いる?」と聞かれたので、意気揚々と手を挙げたら0.5%くらいしかいないの!!!リピーター率が半端ない!!!そうだよね!!!私もまた来たいもん!!!!!!

ライブに来てみて、LUNASEAがファンにとってどういう存在なのか、そして双方がどれだけお互いのことを大切に思っているのかをすごく感じるライブでした。
良いライブだったなーーーー。

ライブに行くと曲に対しての印象が変わることが多々あります。
最後にライブで聞いてよかった曲を紹介して、この記事を終わりにします。
今年は過去最大のツアーをやるそうだから、絶対行くぞ!!!!!

たお

LOVELESS

GENESIS OF MIND~夢の彼方へ~」

「MOTHER」