ラブもサスペンスもいらない

もっとおふざけしていよう

やっと草むしりが終わりました

こんにちは、お元気ですか。

やっとやっと、草むしりが終わりました。
「庭仕事はじめました」のあの記事を書いて以降、晴れの日は草むしりの日となっていました。逆に雨の日は体の休息の日となっていました。
晴れても雨でも草むしりの為に生きていました。

2か月半。
本当に長かった。

最初はお昼の暖かい時間じゃないと草むしりできなかったんですが、最後は朝か夕方の涼しい時間じゃないと草むしりできず、春から梅雨の季節の移ろいをしっかり感じ取りました。
本当は花が綺麗に咲いている所とかバードウォッチングができる公園とか行きたかったんですが、こちらの夏はとてもとても暑いのでどうしても夏までに草むしりを終えたくて、そういった娯楽を来年にまわして庭の雑草と向き合っておりました。

毎日2時間から4時間。
長い間放置されていた庭なので密度がものすごくて。根っこの立派さもものすごくて。
1㎡をむしるのに2時間かかる場所とかありまして。ゴミ袋の大サイズが20袋くらい草の為に使われたんじゃないでしょうか。

除草剤を使えばよかったんじゃない?という意見があると思いますが、綺麗にした庭でガーデニングを始めたかったし、芝生も敷きたかったのでひたすら引っこ抜くということにしました。
毎日1000本くらい抜いていた気がするんですけど親指と人差し指が痛くなって「これはギター弾けないぞ!」となったり、土を掴みすぎている根っこを引っこ抜いていたためかものすごく腕の筋肉がついたりしました。見た目がちょっとレスラーみたいになっています。でもそのおかげかテニスは良い打球を繰り出せるようになっていました。

悲しいことは何でも始められる庭ができたのに、今は植物を植える時期ではないことです。
次植えられるのは暑さの落ち着いた秋。それまで防草シートを敷いておいて、隙間から目ざとく生えてくる雑草を定期的に抜いていこうと思います。
植物が植えられないのでウッドデッキを作ったり、敷いてる意味がないんじゃないかと言うくらいかさの減った砂利を補充したり、区画整理を綺麗にやり直したりしようかなと思います。

嬉しいことは元々植えてあった植物が雑草を抜いたことで元気になったことです。
芍薬は今まで1輪しか咲いたことがなかったそうなんですが、今年は4輪立派なのが咲きました。アジサイも綺麗に今咲いてますし、つつじの木も新しい目が上に上にニョキニョキ生えております。

毎日庭に出ていると自然を身近に感じたり、理解が深まるのが良かったです。
植物はどんなに小さくても形は同じだとか、今日は天気が良いなと思って縁側に出ると必ずカナヘビが日向ぼっこをしていたり、新芽で赤いのはまだ葉緑体ができてない(届いてない?)からなんだなとか、蜂って人間みたいに偵察するなとか、枝にいるアリはその先に何か危険を感じると幹の方に戻ってくんだなとか。
何かを理解するってことは見えないものが見えるようになった時のことを言うんだなと思いながら草むしりをしておりました。

最後の方は迫りくる夏に対して「ハヤク オワラセナイト ナツガ キチャウ」とノイローゼ気味になってしんどかったですけど、本当にギリギリ終わりました。本当によかった。

草むしりのおかげで体が結構鍛えられていて、オムロンの体重計によると私の体年齢は26歳。
ぜひともキープしたい。
でもどうやってキープしよう。
悩みです。

たお

charaの「tiny dancer」を弾き語りしました

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