やりましたやりました
先ほどFP3級の試験を受けてきまして、合格ラインを超えておりましたので無事資格取得となります。
皆さんご存知、12月1日は私の誕生日でありまして、ついに30になったところでございます。
やっと若者が終わりました。
10代まではまだ意識がはっきりとしていない期間があり、訳がわかる10年間というのは20代からなんじゃないかと思います。
そうはいっても社会に初めて出た年代であるために世界の前提条件がわからずに社会人時代は苦しんでおりましたけど、ここ一年ですごく目が開いてきて、息を大きく吸えば、新たな空気と不思議が私の中に入ってくる日々を送っています。
「孔子曰く、30にして立つ」とのことで、私は何になるんだろうと思い、暗中模索しておりましたが、結論として出たのは「何者にもなれない」ということでした。
でも、何者にもなれない私は「それは一体何なのか」を考えられる人であると思います。
私は何かを掴みたい欲求に駆られていましたが、こちらも結論が出まして「物は言いようのこの世の中で、本当にそうであるものはなんだ」ということを探し求めているとなりました。
哲学の本を読んでいまして「あるとはなんだ。存在とはなんだ。」という驚きにはまだ実感として出会えてはいませんが「どうして心臓は止まらないのか。どうして生きているのか。死ぬとはどういうことか。」という驚きには出会いまして、何度考えてもそれはとても不思議なことであります。
哲学者の方からしたらあまちゃんだとは思いますが、私がこの世に抱く違和感や不思議を考えずにいられなことはそんなに遠いことではないと思います。
それでですね、私は30にしてこのようにしか生きられないのだなと思いまして、そうとなれば本当にわからないところまで考えてやろうという気持ちでおります。
私、思うんですよね。30代が人生の勝負時なんじゃないかなと。
20代は若いし、新人だし、みんな知ってくれる、知ろうとしてくれる。40代は代名詞みたいなものを持って社会に出てる。でも、30代はなんかあんま知らないけど達者でやってるだろうとみんな思ってる、社会の中で見えない存在。この30代を文字通り達者にやってきた人が40代で代名詞を持つことができるんだと思うと、ウカウカしてられないなと思います。
しかし、今のところわかりやすい地位もないし、お金も稼げないので、資格を取っていこうと思いまして冒頭のFPです。
前提としてはわからないことがわかるようになるような資格と考えています。
FPはお金に関してわからないことが多いなと思いましたので取ることにしました。次は2級に挑戦したいと思います。
その後は気象予報士を受けてみたいなと思っています。
毎日見てる空のこと全然わからないし、季節ごとにどうなっていくのか、今の空はどんな天気に変わっていくのかわかりたいです。(なんで地球があるのかとかはわかりませんけどね)
最近は哲学に加えて色んな国の文学を読んでいます。漠然とした世界のイメージをもっと詳細にしたいと思っています。
日常は、頭か手か体を絶えず動かして過ごすようにしています。
最近は物事に対して自分の抱く感情や意見が変わってきているなと思います。だいぶ生きやすくなってきました。
世界との出会いを絶やさないよう30代頑張りまっす!!
たお