ラブもサスペンスもいらない

もっとおふざけしていよう

庭仕事はじめました

こんにちは、お元気ですか。

梅が咲いて、羽毛布団でちょっと汗ばむようになって、桜が咲いて、
そうです、庭に雑草がとても生えてきました。
冬はあんなに色がなくて力ない彼らも春の陽気と雨で完全に生き返りぐんぐん成長しています。
私が散歩中に思うことは「うちの庭広い方なんじゃないか?」
広いことは良いこともあります。でも、ちゃんと計画された庭でなければそこはもう雑草にとっては天国のような場所で、人間にとっては「どうか色んな人の目に触れませんように」と願ってしまう庭なのです。

とりあえず、雑草を抜きましょう。
家の石垣の前に生えていたニラみたいなやつを抜いてみたら球根が出てきました!
これ抜いちゃダメな奴だ!!
このちょっと白みがかってる草はどうなんだと思ったら浅はかな根っこが出てきました。
クローバーっぽいやつも浅はかな根っこで「こんなに小さくてもクローバーの形しててすごいな」とも思いましたけど、そいつらが手を繋いでいて繁殖力の強さを感じたので全員根こそぎ抜いてやりました。
抜いちゃダメな奴は伸びすぎてると見栄えが悪いので、ちょうどいいところで長さをそろえて石垣の前は終わりです。
全体的に青々として花と葉っぱのメリハリがついて「最初はこういうつもりで植えてたんやな」と新発見
30年も経つと所々弱弱しくなっている所とかもう生えてこない場所が出てきていたので、ここはガーデニングチャーンス!
すみれを植えてみたら雰囲気にマッチして、良い感じです。
初めて植物を植えたので枯れないか心配ですけど、今のところ葉っぱが青々としているので大丈夫かなと思います。

すみれを植えていたらお向かいさんが「なにしてるんですか?」と話しかけてくれて「雑草を抜いて、すみれ植えてみたんです。初めてなんですけどちゃんと咲きますかね」と言ったら、「あらほんとだ、可愛い可愛い。大丈夫だと思います。ちゃんと咲きますよ。春はこういうことが楽しくなるからいい季節ですよね。」といってお散歩に行かれました。
ガーデニングでちょっと近所付き合いが生まれる嬉しさと、大人の世間話の仕方を学び「なんて気持ちのいい人なんだ」と感動しておりました。私は出会い頭の会話がなかなかうまくいかないので

その調子でお庭の雑草も抜いていきますが、少なくとも5年は完全に放置されていたお庭です。なんかツタみたいなやつが高密度で生えていて「こいつも問答無用でいってやるぜ」と思って頑張ってましたが、深さも3、4cmくらいまで根を張っていて向こうも問答無用…。2時間半くらいずっと掘り返してやっと終わりました。
全体としては全然終わらないけど、やったところはすっごい綺麗になるので達成感があるのと、屋外で体を動かす気持ちの良さ。働いてる感じすごい!
綺麗になると「ここはこういう砂利を敷きたい」とか、「やっぱり芝生欲しいな」とか、「この空間はプランターで花を育てたいな」とか、「七輪スペース欲しいな」とかいろいろやりたいことがムクムク浮かんできて、頑張り続けられます。

草を抜いていると、草の陰で休んでいたダンゴムシが急いで移動してたり、躍動感のあるミミズとこんにちわしたり、物干しを移動させたらカナヘビの休憩シーンに遭遇したり、生物多様性をとても感じます。
こんだけいるからこの庭の土は濃い茶色でフカフカで栄養ありそうなんやなと思いつつ、ダンゴムシがちょっと多めだから、もうちょっと他のやつこんかなー!
少しずつ理想の庭を実現していって、いつの日か維持管理だけで運用できるよう頑張ります!!!

P.S. 以前紹介したウッドデッキは解体しました。今後新しいのを設置する予定です

たお

 

羊文学の「光るとき」を弾き語りしました