ラブもサスペンスもいらない

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1月7日 年末の奈良家の一幕

私と久々に会った奈良のおばさんが「いくつになった?」と聞いてきたので「もう30よ」と言ったら、「ええ!!こんなに小さかったのに!」と膝より下のところに手をやっていた。

奈良のおじさんはテレビ番組の企画で隣の人間国宝というのに選ばれているんだけれど、おじさんはそのことを「だから、はっきり言っておれは人間国宝なんや」と自慢げ。

奈良の下の従兄弟は餅つきのそばで誰かと話していて、奈良のおじさんに「ぶつぶつ言っとらんで、餅つきやーっ」と言われ、「お餅はつぶつぶだけどねー」とアンサー。

奈良のおばさんは奈良の下の従兄弟に「そんなんやと(年老いたときに)おしめ変えたらんからなー」と言われ、「その前に死んだるわ!!」とアンサー。

奈良のおばさんが「あー目が悪くて全然見えへんわー」と言ったら下の従兄弟から、「現実も見えてないけどねー」と合いの手。

下の従兄弟に「今の職場でずっと働くつもりなの?」と聞いたら、「論理的に可能な限りは」と小難しいアンサー(不祥事などを起こさない限り、働ける限りは今のところが良いとのこと。)

上の従兄弟は話によると、物わかり良さそうな顔で話を聞き「うんうん、そうなんだー。やる気がないなら明日から来なくていいよー(ニッコリ)。」という感じで仕事をしているらしい。

奈良のおばさんがエビの殻とか、餅の欠片などを庭にポンポン捨てていき「鳥とか、猫とか、イタチとかが食べに来るから大丈夫だよー」と言っていた。

奈良の下の従兄弟が餅つきを大体終わらせると、奈良のおばさんと一緒に「仕上げはおとーうさーーん♪」と歌っていた。奈良のおじさんはまんざらでもなさそうだった。

奈良のおじさんおばさんが「なんであんたのお父さんはご飯食べてるときにだけ電話かけてくるの?どっかで見てるの?」と鬼気迫る表情。

奈良のおばさんはバイクにハマりだした上の従兄弟を「うちの娘は、30超えておっさんになりましたーーー」と言っていた。

 

4年ぶりの奈良家。私が成長したからか、おじさんおばさんが少し年老いたからか少し小さくなったように思えたけど、あふれるエネルギーは変わらない。また来年も餅つきに行きたい。

たお