ラブもサスペンスもいらない

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12月13日 寝言で叫んだときに見てる夢

この前、夫が珍しく寝言で「わーーーーーー!」と叫んでいた。

叫んだあとは起きてるように見えたけど目が開いてても寝てることがあるので、朝まで待って「さっき寝言で叫んでたよ。悪い夢でも見た?」と言ったら「鮮明に覚えてる。」とのこと。

 

リビングに夫と私と夫の母が居て、その目の前の庭にすごく大きな熊が現れた。

夫は私達に「開いてる窓を早く閉めて!!」と言うが、何故か呑気そうで、何故かイヤイヤな私達。

やっと閉めたと思ってリビングのソファの後ろにある窓をチラとみたら、カーテンを開ける「シャッ!!」という音が聞こえた。

熊がわざわざカーテンを開けて、部屋に入ってこようとするところであった。

夫は急いで隣の部屋のキャンプ用品のところへ行き、斧を片手に持ち、熊に向かい、「わーーーーーーー!」と襲いかかるところであった。

 

多分に勇気のいる話である。

自分がやらなきゃ誰かが死ぬというのもわかる。

しかし、私はそういう夢を見たことがない。

私も前、「キャーーーーーーーー!」と寝言で叫んだ夢があった。

私の眼の前に大きなハチがいて、明らかにこっちに向かって飛んできている。

「このままでは蜂に刺されてしまう!!」

なのに何故からそこから逃げることもできず、体も動かせない。

私にはもう叫ぶことしか選択肢がなかった。

 

私が見る怖い夢は逃げ出したいのに逃げ出せないものが多い。

本当に起きてほしくないと思っていることが夢の中では起きる。

家族が死ぬとか、自動車事故を起こすとか。

現実の頭の中いっぱいになってる未来への不安を夢が開放してくれているんだと思う。

怖い夢を見るのは嫌だし、嫌だったけど、今となっては夢が肩代わりしてくれたのだから、勇気を持って次の一歩を踏み出そうという感謝の気持になる。

 

夫は最近、会社がつらそうだ。

私が前働いていた会社みたいな「大人のくせに」と言いたくなる人達と働いているよう。

夫にとっては戦う相手なのかもしれない。

 

夢はその人が見てる現実を強く映している気がする。

たお