ラブもサスペンスもいらない

もっとおふざけしていよう

身近な鳥は結構いる

こんにちは、お元気ですか。

暑さが緩んできて鳥の声が聞こえるようになってきました。
昨日はモズがいましたが、色んな鳴き方がある鳥の声を覚えるのは苦手です。シジュウカラとかも。
この前の土日はカモが群れになって渡っていました。秋だなーと思います。
集団で飛んでいて、カラスくらいの大きさで、首が長いやつはカモです。
一羽で飛んでいて、長い首を折りたたんで飛んでいるのはサギです。
白いサギは種類が沢山いるので今の私では見分けがつきませんが、川に凛と立っている姿や、羽をコンパクトに広げて日光浴している姿などは好きです。

朝などに「ホーホー、ホッホー」と鳴いているのはキジバトです。都会には灰色っぽい土鳩が多いですが、私はキジバトの綺麗な模様が好きです。
夕方くらいに「ビーーーー!!!ビーーーーー!!!」と絶叫しているのはヒヨドリです。皆さん聞いたことあると思います。うるさくて、体がハトよりちょっとちっちゃいくらいのでかめの鳥なのに警戒心が強くてムカつきます。体は灰色っぽくて、頬っぺたがピンク色で、オカメインコみたいで可愛いです。見た目は可愛いんです。

公園の木を「コツコツ」している鳥もいます。日本にはキツツキがいるのをご存じでしょうか。割と見かけやすいのはコゲラ。○○ゲラというのはキツツキの仲間を表しています。
野鳥の中でキツツキは比較的見つけやすいです。鳥はその体の大きさから葉っぱの中に紛れてしまうと全然見つけることができません。しかし、キツツキは幹の中にいる虫を食べているため、「コツコツ」という音がしたら木の幹を探してみると見つかります。
木の幹をぴょんぴょん跳ねる姿は可愛いです。
木の幹をコツコツするとりはキツツキだけではなく、ヤマガラゴジュウカラもです。

あっ、そうだ、皆さん知っていましたか?日本にはカラスが二種類います。
ハシボソガラスハシブトガラスです。「ハシ」というのはくちばしのことで、文字通りくちばしが細いやつと太いやつです。
そしてもう一つの違いは鳴き声で「ガー」と鳴くのがハシボソガラス、「カー」と鳴くのがハシブトガラス
個体の差ではなく種類の差なのです。

本当は鳥のことだけを書くつもりじゃなかったんですが、書き始めたらこんなに長くなってしまいました。
上記の鳥たちは比較的近所の公園などで見つけやすいんじゃないかと思います。
バードウォッチングを2年ほど前に独学で始めましたが、最初は種類の特定がなかなか難しく、一目見てわかるようになるまで1年くらいかかりました。

そこで皆さんにバードウォッチングを始めるにあたって、知っておくと便利な事柄をお伝えしようと思います。

1.双眼鏡があると良い
鳥は警戒心が強く、近づきすぎると見えないところに飛び移ってしまったり、遠くに飛び去ってしまいます。
鳥が見えた瞬間に立ち止まり、双眼鏡で覗いて種類を特定するのがおすすめです。
双眼鏡は8倍のものを私は使っています。
あと、8倍になった鳥はモフモフ具合や、仕草などが鮮明に見えてより楽しく観察ができます。

2.野鳥の小型図鑑などを持って歩くと良い
野鳥を見つけた時、即座に見比べられる絵や写真があると特定しやすいです。
人の記憶力はとても脆く、今さっきまで見ていた鳥(今まで見たことなかった鳥)を20秒も記憶していられません。
初心者の時は何度も本物と図鑑を往復して特定することになると思います。
最初はネットで検索ではなく、図鑑を持ち歩くことをお勧めします。
「これと似てるけど、ちょっと違う」なんてとき、もう一度本物を見て図鑑に戻って、近くのページを見てみると「これだ!」みたいなことが起こります。
あと、日頃から図鑑を見ておくと、実際に出くわしたとき「あのページあたりに似たような鳥がいたな」となって特定までの時間を短くすることができます。
あと、本物を見つけた時の喜びが増します(ほんとにいるんだー!!!みたいな)

3.図鑑無しで特定したい時の検索方法
図鑑をいちいち持って歩けない人はスマホを使ってネットで検索することになると思います。写真で特定という方法もあるかもしれませんが、鳥は基本遠くて小さい、しかも動く。鮮明に写真を撮るのはなかなか難しいです。
なので検索することとなりますが、特定がスムーズにできる検索キーワードは「色・柄・大きさ・場所・季節」当たりではないかと思います。
色は、「全体的に灰色」だとか「お腹がオレンジで、背中が青い」だとかです。
柄は、「お腹に模様がある」とか「目元に黒い線がある」とか「くちばしと足が黄色い」とかです。
大きさは「スズメと同じくらい」「ハトと同じくらい」「大きい」とかです。
場所は「電柱の上」とか「水辺」とか「木の中」とかそういったことです。
季節は言わずもがな、春夏秋冬でございます。
これらすべてではなくてもいいのですが、いくつかを検索欄にいれられると特定が割とスムーズにいくんじゃないかと思います。

季節によって見れる鳥は違います。みなさんも散歩がてら、身近な鳥の観察から始めるのはいかがでしょうか?

たお

羊文学の「ワンダー」を弾き語りました
(フルです。音量小さ目で聞くとまとまりがあるような気がします)

こちらはオオハナインコ。オスが緑、メスが赤色です。野生にはいません。
噛まれると無茶苦茶痛いです。でもとてもかわいいです。鳥カフェにいた鳥さんです