ラブもサスペンスもいらない

もっとおふざけしていよう

縁側に行けばAll OK

こんにちは、お元気ですか。

庭には壊れかけのウッドデッキがあって、今日は洗濯を干しているときに足を思いっきり穴に突っ込んで背中からコケてしまい、ご近所中に響く音量で騒いでしまいました。失敬失敬。
むき出しの釘やレンガが転がっていましたが、そういった危機をかわして手と足の擦り傷で済みました。長袖長ズボンの時期でよかったです。割と軽傷です。よかったです。でもちょっと今、首が痛いな。

さて、秋の夜長とはよく言ったもんですが、私はお昼の陽気を大切にして暮らしていきたい。しかし、このお家は温かい陽気をなかなか取り込んでくれません。
そんな時、何もない庭を眺めながら縁側でまどろむこと。これが最近のお気に入りでございます。

今まで縁側のあるお家で過ごしたことがなく、ここ最近キャンプにハマっていた私にとって「屋外なのにプライベートな空間であること」にいたく感激いたしました。
もう屋外でただ座っていることって、この世の中なかなかできなくないですか?
公園でもないところにベンチとか、商業施設じゃないところでベンチとか、あんまり見かけないですよねベンチ。ベンチが主目的の場所なんて無いんですよベンチ。

いつも縁側に立って洗濯物を干しているんですが、実はここ座っていいんじゃないかと気づきまして、座ってみたら、いやーなんか気分は開放的。寝転んでみちゃってもいいんですよ。家なんで。
屋外って屋外なだけでいい気分になってくところあると思うんですよ。家の中にいると頭の中がぎゅうぎゅうに詰まっちゃってて、色んなものが絡まって一つのものが取り出せなくて、ただ時間が過ぎていくみたいな。
屋外に出ただけでそういうことは風に吹かれて。家から一歩出ただけでそういうことは風に吹かれて。
散歩もそうだと思いますが、外に出てしまうと「なんだ、もっと早く外に出ておけばよかった」と今までの自分がちっぽけに感じる経験ございませんでしょうか。縁側でまどろむのも同じ効果が得られると思います。
でも縁側に出るためには家から一歩でるだけなので、逆にまどろみモードにしっかり入らなければなりません。モードに入ってないと、ただ縁側に立ち寄っただけになってしまい、縁側エフェクトが弱まります。

夫と二人でまどろむのもこれもまた乙でして、今日も暖かいねとか言いながら、庭の草をなんとなくむしりながら、たわいもない話をする。
何かに悩殺されない、何かと並行しながらの会話ではないからこそ、日頃話せないことが話せるような気がします。結論は出ないけど、気持ちを共有するような会話をするのが良いなと思っています。

ぜひとも今後の縁側・お庭ライフをより一層充実させていきたいのでお茶菓子を携えてまったりしたり、本を読んだり、ラジオを聞いたり、壊れかけのウッドデッキを作り直して、七輪でサンマとか焼き芋とか焼いてみたり、椅子と机を用意してウェルカムまどろみスペースを作ったり、そういうことがしてみたいですね。

たお

PS.私がすっころんだ穴