今週のお題「SFといえば」
こんにちは、お元気ですか。
SFきました。
好きなジャンルはなんですかと言われればSFが一番に来るでしょう。
SFと言えば早川書房。
SFと言えば攻殻機動隊。
早川書房については海外の作家さんばかり読んできまして、国内の作家さんはうーんと、のっけから早川書房ではなくなってしまいますが、筒井康隆さんの『旅のラゴス』、柞刈湯葉さんの『横浜駅SF』が面白かったです。
早川書房の海外の作家さんだとケン・リュウの『紙の動物園』、チャールズ・ユウの『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』、ダニエル・キイスの『アルジャーノンに花束を』、レイ・ブラッドベリ『華氏451度』、フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』が面白かったです。
アニメだと先ほども上げた攻殻機動隊シリーズやガンダムシリーズ、エヴァンゲリオン、イヴの時間、AKIRA、スカイクロラあたりが好きです。
SFが好きな理由は自分が想像したこともない、想像することのできない世界がまず広がっていて、会話に登場する聞いたこともない言葉や景色を段々理解していくと、その世界について景色が広がっていく快感がまず一つ。もう一つはそういった世界の中でありながらも人間が本来持っている葛藤や虚しさとかそういった切なさを感じるところ、便利になったって、こういうことができたって、良いことばかりが起こるわけじゃない、半分くらいは辛いことがあるし、それを選ばなきゃいけないときがあるという、いい意味でも悪い意味でも変わらない現実を感じるところに惹かれます。
悲しいところ辛いところを基準に現実を認識するのは良くないとは思いますが、ぶつかり合ったり葛藤したりしないまま良いことが続くとも思えません。
辛い過去があるからこそ平和が維持されていくのだと思うのです。
SFというのは基本的には未来の話ですが、そういった未来でも辛いことが起こっていて、それを乗り越えて平和が築かれている。そういう歴史の繰り返しは変わらないんだなと思い知るために私はSFを見ているのかもしれません。
たお